睡眠不足は肥満につながる?

睡眠不足は肥満につながる?

2013/10/29更新

 睡眠不足と肥満に関する研究結果を2件紹介します。

 

 2004年、シカゴ大学は、20代の男性を対象に、睡眠不足がもたらす影響について調査実験を行いました。その結果、寝不足が2晩続くと、食欲が24%増加しました。そして、糖分や塩分が多く、でんぷん質が豊富な食事を求める傾向にあったとのことです。

 

 コロンビア大学では、32歳〜59歳の1万8千人を対象に睡眠時間と肥満の関係を調べました。その結果、7〜9時間寝る人に比べて、4時間以下しか眠らない人は、73%も肥満になりやすいことがわかりました。さらに、5時間の人は50%、6時間の人は23%肥満になりやすいという結果が出ました。

 

 このような研究結果が示すように、睡眠不足が肥満につながるというのは、正しいといえるでしょう。
 肥満は生活習慣病のもとです。生活習慣病の予防には適度な食事と運動が大切ですが、十分な睡眠も心がけるようにしましょう。

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